社長の40kgのダイエット話について聞いたら、最後は仕事論に行きつきました
最近、「社長がダイエットしている！」とのウワサが社内から聞こえてきます。社長とよく打ち合わせをする機会のある私も、たしかに社長の身体が変化している様子に気づいていました。
しかも「ダイエット＝苦しい」イメージに反して、最近の社長は大変楽しそうで活き活きしています。そこで今回は社長の「ダイエットの秘密」を尋ねてきました。ざっくばらんに、非常におもしろい話を聞くことができましたよ。
社長がダイエットにハマったきっかけ
いま、社長がダイエットにハマっていると聞きました。きっかけは何ですか？
よくぞ聞いてくれました（笑）
実は20代前半と比べて体重が約1.5倍ほどになってね。体が悲鳴を上げていると気づきながら早10数年…。
少し前までは、なかなか本気のダイエットには挑めなかった。
そんなときに、ある会社の専務に誘われて、ライザップの体験セッションに参加する機会があってね。
それが2019年4月のこと。私は今年の7月に40歳になるタイミングであり、これを機に新しい挑戦をしてみようと入会を決意しました。
巷でよく聞く「ライザップ」ですか？！たしか、松山市にも店舗ができたんですよね。
そうそう。松山市駅の近くにできたので週2回ペースで通っているよ。
出張や会合などの都合で毎週行けない場合があるので、正確には月6回前後かな。
ハマっている理由は何でしょうか？
ライザップのキャッチコピーである「結果にコミットする」やり方が自分にあっているところ。
正しい努力をすれば、やった分だけ結果に反映されるのがいい。結果が数値で可視化されるとやりがいがあって楽しいよ。
あとは担当トレーナーの今井さんが優しく、時には厳しくサポートしてくれていることも大きいかな。
着実に体重は減っているんだよね。ライザップをはじめる4ヶ月前は127.3kgあった体重が、今はなんと2桁に！
短期間でめっちゃ結果が出ている、すごいですね！
でしょ？この調子で引き続き9月末までに87.3kgの体重になる目標を立てています。
つまり・・・半年間で40kg減のダイエット？！
私の配偶者は小柄なので、体重が40kg未満なんだよね。「半年で『嫁ひとり分』痩せた！」というキャッチコピーを使いたいと思って（笑）この目標を実現するために、今はがんばるのみ！
嫁ひとり分…。インパクト抜群ですね！
40kgダイエットの具体策とは
具体的にはどんな運動を行うんですか？
よくぞ聞いてくれました（2回目）
朝は5時に起床して、5時半からウォーキングスタートし、毎日5km歩いているよ。
仕事終わりの19時からも5km歩くので、1日合計10kmだね。歩きながら会社や事業のことをゆっくりと考えるようにしていて、非常に有意義な時間です。
昼休憩にはスポーツジムに通って有酸素運動をしています。自転車型トレーニング器具の表示で300kcal消費するまで漕いでるよ。
加えて、無酸素運動＝筋トレを10分間行います。
仕事以外の時間をダイエットに捧げていて、とってもストイック！あとは食事にも気をつかうんですよね？
食事は基本的に低糖質。糖質を1日50gに制限し、タンパク質（質は脂が少ない肉やプロテイン中心）と良質な油(鯖やMCTオイル等)を摂取しているよ。
最近のコンビニは健康志向のニーズを汲んでいるのか、とくにローソンは低糖質な食事が揃っているので重宝してる。
あと「いきなりステーキ」によく通っていて、すぐにゴールド会員になったよ！良質なタンパク質が取れるのでオススメ。
良質なタンパク質なら、ステーキは食べてもいいんですね？！意外です！
とはいえ肉ばかり食べるのは危険なので、野菜もきちんと取り腸内環境には気をつけないとダメだよ。でも、美味しいと思えるものを食べて、ストレス溜めないのも大事。
逆にダイエット中に食べられないものはあるんですか？
大好きなラーメンと寿司を禁止しているのが辛い。。。9月末に目標達成をして、10月の休日のランチに食べに行く計画をしています。楽しい計画を心の糧に毎日暮らしてる（笑） もちろん、ラーメンを食べる日は、夜に運動をしてリカバリーするスケジュールも同時進行で立てているよ。
早くも数ヶ月先のことを見越してご褒美を考えているんですね。とても計画的ですね！
仕事とダイエットの共通点とは
先日、社長から「ライザップでの取り組みと仕事には共通点がある」との話を聞きました。どういう意味ですか？
よくぞ聞いてくれました（3回目）
ライザップは「激しいトレーニングをして鍛える」イメージが強いよね。
でも本当の価値は「目標を立てて数値管理すること」と「トレーナーと一緒に目標を目指すこと」にあるんだよ。そこが仕事と一緒だなって思っている。
「目標を立てて数値管理すること」について詳しく伺えますか？
ダイエットは数式でいうとこんな公式で表せる。
「基礎代謝」＋「運動によるカロリー消費」－「摂取カロリー」
要は使ったカロリーより摂取したカロリーが少なければ痩せる。効率的にカロリーを使うためには、代謝の上がる体作りをすればいいんだよね。
簡単にいうと「食べる内容に気をつける」「運動量を確保する」。ダイエットで行うのはこの2つだけ。
でも、簡単なようで3日坊主になりやすいよね。だからこそ毎日数字を見る習慣で、進捗を可視化できて行動につなげられています。
そうそう。ダイエット中にスマートウォッチにハマり、先月4つ目を購入しました。運動を数値化し自動でレコーディングしてくれる機能は、習慣化を後押ししてくれていると感じているよ。
たとえば、1日12,000歩以上はウォーキングするいう目標を立てているんだけど、漠然と歩いていると達成感は感じられないよね。
スマートウォッチがあればアプリで簡単に歩数の進捗が見えるので、目標に足りていないと非常に気持ち悪い。毎日の小さな積み重ねが大きな結果につながることを実感しています！
数字で目標管理する重要性を頭で理解していても、ダイエットに挫折している人は多いですよね。継続の秘訣はありますか？
継続が難しいからこそ「トレーナーと一緒に目標を目指すこと」が重要なんだよ。トレーナーの存在は本当に貴重。自分だけでは達成が難しい部分をトレーナーが監視・指導してくれるから続くんだよね。
私のケースで説明すると、ダイエットを阻む要素として、定期的に仕事の都合でいくつか会食がある。
そのときも「基礎代謝」＋「運動によるカロリー消費」－「摂取カロリー」を意識して、食べる内容や量をコントロールしている。
そして、早めに会食が終わった場合はジムに行って有酸素運動をして燃やしています。
これもトレーナーとの関係性があるから実行できていると思っているよ。自分ひとりで管理すると、楽な方に流されグダグダになりがちだよね。
でも、ライザップならトレーナーから寄り添われ見られている意識がいつもある。トレーナーは必ず運動量を褒めてくれるので、モチベーションになるよ。
お話を聞いていると、ダイエットと仕事の共通点が少しずつ見えてきました！ライザップのノウハウで、社長が日々の業務に応用できそうだと考えるはどこですか？
仕事もダイエットも基本「PDCAを回す」に尽きる、と最近しみじみ感じるから。私とトレーナーの関係は、会社でいう上司・部下と同じ、という点かな。
目標の数字に向かってPDCAを回して、すぐに結果がでないケースは多いよね。
いくら正しい取り組みだと確信して続けていても、結果が目に見えないとモチベーションは続かない。 だからこそトレーナー（＝上司）が励まし続け、結果につながるまで一緒に頑張るのが重要なんだと思う。
間違った努力をしている場合には、客観的に見られるトレーナー（＝上司）がきちんと指導をする。これだけで結果は随分と違ってくるのだと実感しているんだよね。
間違った努力では成果が出ないから、そばで正す存在は必要だね。
少し「コーチング」のイメージに近いですね！会社に必要なのは、個人が成長したり目標達成したりするための仕組みですね。
ほんとにそう。今日話したような内容をウォーキング中にもずっと考えています！ダイエットで学んでいることを日昇の組織づくりにも活かしていきたいね！
もう1つあった！痩せると見た目が変わるので、会う人に「痩せたね～」と言われるとモチベーションが上がるんだよ。
ということは、その人の成長や変化に気づける存在って大事だということ。上司や同僚からフィードバックをもらう場の重要性は再認識しました。
社内でもコミュニケーションを促進する仕組みを提供したい。個人的にも上に立つ身として、社員の変化や成長をさらに注意深く観察して声掛けしていきたいね。
社長のダイエットは1年後にどうなったのか、続編はこちらです。
Comments