インテリアのEC事業(ネットショップ事業)のはじまりについて
今回は当社の主力事業である「インテリアのEC事業」がどのように成長してきたかについてお話しします。
私たちが展開するEC事業を簡単に説明すると「WEBショップを通じて行う、照明や家具などのインテリア商品の販売」です。「実店舗のないインテリアショップ」というのがわかりやすいかもしれません。 自社でオリジナル商品を企画し、海外の工場へ発注します。中国、東南アジアに提携工場があります。
また、取引先であるメーカーからヒット商品を開拓しての販売も行っています。
当社におけるインテリアのEC事業の売上は、会社の全体の約9割を占めるまでに成長しました。
当社がインテリアなどのネット販売事業を開始したのは2007年。今から10年以上も前です。それまでは先代の社長が、地域に密着したリフォーム事業のみを展開していました。 当時のリフォーム業界は、悪徳業者をめぐるトラブルがニュースで数多く取り上げられ、業界全体の売り上げが冷え込んだ「冬」の時代。
当社もこのような風潮にともない、一時は3億円あった売り上げを1億8000万円まで落としていました。 この危機を救ったのが、社長の息子である高橋秀典(現・当社CEO)です。 高橋は地元愛媛に返ってくるまで、大阪を拠点とするゴルフ用品のネット販売事業者で、成功していました。地元で父が経営する同社の危機を、ネット販売事業で救おうと考えました。 高橋は専務取締役に就任し、家具などのインテリア販売サイト「快適ホームズ」を設立しました。一人でネットショップを切り盛りし、サイト立ち上げから2年目の2009年で、年商1億円を突破しました。 もともとリフォーム・建築の事業を行ってきた会社であることから、住空間を創るアイテムであるインテリア商材(特に照明)に目をつけたそうです。
自社で照明のコンテナ輸入を行い、全国へ向けて迅速な発送を行ったことから、大きく売上を伸ばせました。
現在の社屋に移転する前は田んぼの真ん中の一軒家を事務所にしていました。そこへどどんとコンテナが届いた際は不思議な光景だったとか!
当時はおしゃれなインテリア照明をネット販売している企業も、首都圏への翌日発送ができる企業も、あまり存在しなかったんです。高橋の先見性により、日昇は大きく成長しました。 シーリングライト、ペンダントライトなどの照明関連商品の売り上げが好調だったことから、自社ブランド「ボーベル」を2011年に設立しました。同時に楽天市場内にインテリア照明専門ショップを立ち上げました。 現在では楽天市場内に5つのECショップを運営しています。照明、家具のプライベートブランドを売上の柱として販売活動を行っているんですよ。 EC事業の売上アップとともに運営メンバーを着実に増やし、現在は社員が50名ほど。新卒採用を定期的に行える現在の体制まで持ってくることができました。 とはいえ、まだまだ成長途中の会社です。当社には足りない部分もたくさんあると思っていますが、その分、若手社員にも活躍の場が広がっています。 変化の大きい環境でチャレンジしてみたい方にはピッタリの職場ですよ!
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