社長が語るこれからの挑戦 ~株式会社日昇 第19回 方針発表内容より~
前回に引き続き、方針発表会の際に行われた、社長の講演の様子です。会社のこれからについて語っています。
株式会社日昇の今年一年のテーマについてお伝えします。
新たな挑戦を行い、大きな「進化」を実現させる。
日昇はもともと、建築事業で創業し、当然ながら建築しかしていない会社でした。
2007年にECを開始しました。海外からインテリア商品を輸入してみたり、海外にグループ会社を設立してみたり、いろいろな挑戦をしてきました。
今後も世の中の流れに合わせて、変わっていける会社であるべきだと思っています。
具体的に、今の世の中がどういう状況にあるかと、会社としてどのような取り組みをしていくか、説明します。
私たちはどのような時代に行きているか。
「シンギュラリティ」という言葉を聞いたことある人、手をあげてください。 数名いますね。
どういう意味かというと、2015年に人工知能はネズミの脳を超えました。
2023年には人間の脳を超え、更に時が経った2045年には全人類の脳を超え、そのとき、人間の生活に大きな変化が起こると言われています。ターミネーターの世界のような出来事が起こるかもしれない。この概念をシンギュラリティといいます。
実際、2045年にこのとおりになるかわからないですが、人工知能がそれくらい発達する事実があるということです。
では実際、日昇の仕事がどのように変わっていくか。
これはほんの一例です。
カスタマーサポートは、すでに中国や台湾はチャットが中心です。
日本にもその流れがようやくきて、来月下旬に楽天市場にてチャット対応が始まりますね。このチャットデータは蓄積され、どのような対応をすればお客様が満足するのかが分析されます。そして数年後にはAIがカスタマーサポートしている可能性は充分あります。
経理の分野でも、作業の自動化がトレンドになっているのを知っていますか。たとえば銀行からのデータを手入力するのが今までのやり方ですよね。これからはインターネットバンキングがありますので、勝手にデータを取り込んで勝手に処理する。
このように、必要であった仕事が自動化されていく時代にあります。
数年後にそういう時代が来るとわかったときに、私たちは何をしなければいけないのか。最初に戻りますが、「新たな挑戦と大きな進化」だと思います。
今新たな挑戦として取り組んでいる内容を具体的にお話します。
「スマートホーム」という言葉を聞いたことがある人はいますよね。日本ではまだまだ浸透していませんが、アメリカではスマートホーム化がかなり進んでいるんですよ。
住宅のあらゆる設備がインターネットに接続されてネット経由で操作・管理できるようになっています。ネットに接続されているので、どのように利用されているかのデータを集められ蓄積されていく。AIが判断し、快適な住生活の手助けをされる時代が、しばらくすると来るといわれています。
日昇でも「スマートホーム」を、まずは照明から進めています。
日昇で一番売れている「レダ」とインターネットとを繋ぐ商品を開発中です。「TOLIGO」というブランド名で売り出していきます。
ちょうど一昨日、クラウドファンディングサイト「makuake」でプロジェクトをスタートさせました。
今後、照明以外でも、デバイスの開発を進めていくところです。
TOLIGOの動画があるので、見てみてください。
照明の機能だけでいうと、なくても不便はしないものではあります。
しかし、スマートフォンだって、最初は好きな人しか使っていませんでした。今では誰もが使うアイテムになっていき、市場が広くなりました。そういう商品を目指したいです。
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