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愛workの会員交流会で講師を務めました。中小企業に応募者を呼び込む”採用広報”


20人以上の前での発表しました

私カキウチが広報・採用担当に着任してから約2年半。今回なんと、ジョブカフェ愛work(えひめ若年人材育成推進機構)さんから、ありがたい依頼を受けました。株式会社日昇の採用手法について会員さんの前で発表してほしいとのこと。今回は、依頼をお受けした経緯と講座当日の様子をご報告します。

 

実は私自身、就職活動の経験がないのです。前職も現職も知人に紹介してもらって入社に至りました。そんな私が採用担当になってしまったので大変です。まったく就職活動・採用活動のイロハがわからない&社内にお手本がありません。一人で任されたまま試行錯誤を繰り返し、業務を行ってきました。

当社の新卒採用は3期目を終え、4期目に向けて準備をしているところです。おかげさまで、新卒1期生・2期生の合計6名が入社し、社内で活躍の幅を広げています。そして3期生も、来年の4月に入社を予定しています。中途採用では2年半で、パート社員を含め12名もの採用を担当してきました。

なんとか採用担当として結果を出せてきたところで、今回のお声がかかったのです。

未経験ながら私が当社の採用を成功させることができたのには理由があると思っています。私はもともと営業経験があったこと。そして、インテリアのEC事業でWebマーケティング業務を行ってきたこと。これらの経験をうまく採用の分野で活かせました。

私が試行錯誤したノウハウを愛媛の企業さんに共有すれば、採用する側もされる側にもメリットがあると思い、今回の発表に臨みました。愛媛に魅力的な自社語りのできる企業が増えると素敵だなぁと思っています。

広報するときのノウハウを共有

 

講座の様子

今回の内容は2本立てで構成しました。

1つめは「採用広報=情報発信」の重要性を伝えることです。参加企業さんに事前アンケートをとると、意外な事実がわかりました。採用業務で困っていること第一位は、「応募者の志望度が低いこと!」。これは意外でした。そこで、応募者の志望度が低いと思う前に振り返ってみましょう、というお話をしました。「志望度の上がらない原因が自分たち側にないか。」「自分たちが応募者の志望動動機生成できているか。」を考えてもらいました。

たとえば、「会社を知らないから知ってもらう」目的で行うアプローチと、「会社に興味ある人に志望動機を持ってもらう」目的でのアプローチはまったく別物です。これらを仕分けして、自社の現状がどうなのか、と話し合ってもらうワークを行いました。

2つめは撮影や文章制作のテクニックについて。「情報発信が重要なことは十分理解している。でも会社としてなかなか取り組めないことが課題。」と感じている企業さんは多いと思います。だからこそ、まずは今日からでも使えるワザを覚えて帰って業務に活かして欲しいと考え、この内容を選びました。

文章制作はみなさん楽しんでもらえたようです。普段、会社を表す言葉としてよく使われる「アットホーム」という言葉。採用担当なら、文章を書くとき、応募者に質問されたとき、安易に使ってしまいがちなワードです。

しかし、ここはぐっとこらえて、「『アットホーム』を使わずに自社のアットホームさを表現するには?」について各社じっくり考えてもらうワークを行いました。

とある企業は「全社員が社長から直筆の手紙を書く機会がある」とお話をしてくださいました。別の企業では「社員主催の飲み会にはほぼ全員が出席する」とのこと。自社では当たり前になっていることも、他社や応募者から見ると特別で非日常です。周囲の参加者が興味深く聞いてくれたことで、自社の特別な部分に気づけたのではないかと思います。

また、自社の様子をアウトプットする姿は非常にイキイキしていて、楽しそうな口調になる企業さんが多かった点は印象的でした。その姿が応募者の目には魅力的に映るのではないかなと感じた一幕でした!

ワークの時間には積極的な話し合いが行われました

こんな感想をいただきました!~一例をご紹介~

◆採用活動を行っているが、なんとなく…だったのが、もっと目的を明確にすることを学んだ。また、表現の仕方ひとつで発信する内容もさらにUPすることに気づかされた。 ◆人事ブログに日常的な内容も入れていきたいと思いました。説明する時は、より具体的に分かりやすく伝えれるように工夫しようと思えました。その際のヒントや例が分かりやすかったです。

◆これまで人事目線でブログを書くという考え方をまったく持っていなかったので、ターゲットを考え、新卒や中途採用に向けたブログを書いてみたいと思った。まずは30記事!!ネタが作れるよう会社の日常に目を向けていこうと思う。

◆これまでのセミナーでは学ぶことができない内容で、とても満足でした。ありがとうございました。

◆あいまいな単語(アットホーム等)を具体的に伝わるように書いていこうと思います。

◆主に文章の書き方。写真についてや記事の内容(どのようなことを取り上げたらいいのか)などがヒントになりました。

◆「自社から発信する」力が不足していることを今回、改めて感じた。リアルな姿を含め発信することで、きっかけになるのだと思う。 ◆ホームページのリニューアルを検討しているので、それに向けて記事をストックしていくべきだと感じました。

◆アットホーム → これは良く使っていました。また、日常を掲載することで興味・関心が変わるとのこと。もう少し具体的に書こうと思いました。

みなさんの積極的な参加のおかげで、初めての講師を務める私でもなんとか役割をこなせましt。参加してくれた約20社の企業担当者さんは熱心な方ばかりでした。それだけ、自社の採用について課題意識や熱意をもっておられるのだと思います。

ただ、それらをうまく伝える方法が分かっておらず、困っている方が多いのだと思います。たしかに、私のように営業やWEBマーケティングを行っていた人が採用を担当するケースはごく稀です。今後もどのようなかたちでかは未定ですが、ノウハウ共有や事例紹介ができる機会を作っていきたいです。

採用広報セミナーのチラシ

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株式会社日昇の日常を綴る企業ブログ。インテリア照明や家具のこと。会社のことや働く人のこと。新規事業や採用活動について。日昇の所在地である愛媛県伊予市についてなど。ときには面白いネタも、ざっくばらんにお話しします。

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