日昇のパーパス・MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)について
株式会社日昇が事業を行っていく上で掲げている「パーパス・ミッション・ビジョン・バリュー」についてまとめました。
会社のこれからの方向性を知りたい既存社員、日昇の求人に応募を検討されている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
※25期(2024年9月~)にミッション・ビジョン・バリューを一部リニューアルしました。
※2026年3月に、「パーパス(存在意義)」を設定しました。
日昇が掲げるパーパス・MVV

日昇では、事業の軸となる考え方として以下を掲げています。
・パーパス(存在意義)
光とテクノロジーで日本の「回復」を取り戻す
・ミッション(使命)
新しい価値の創造
・ビジョン(目指す姿)
光とテクノロジーのリーディングカンパニー
・バリュー(行動指針)
学びへの渇望、No.1への挑戦、遊び心のある創意工夫、重要業務への集中、信頼と前方注力
日昇のパーパス【存在意義】について

2026年3月、日昇では新たに「パーパス」を定義しました。
パーパスとは、私たちが社会に対して果たすべき存在意義であり、ミッション・ビジョン・バリューのすべての土台となる指針です。
私たちは、社会が直面しているさまざまな「疲弊」に向き合い、光とテクノロジーの力で、人々の暮らしと社会の「回復」を実現していきます。
たとえば、質の高い睡眠や休息を支える「身体の回復」、不安や孤独をやわらげる「感情の回復」、家族やコミュニティのつながりを取り戻す「関係の回復」。
私たちはこれらの回復を、商品・サービス・空間といった多様な形で社会に実装し、暮らしを支える“基盤”そのものを整えていきます。
一見すると異なる領域に見える私たちの事業も、すべては「回復」を社会に届けるための取り組みです。
インテリアのBtoC事業では、照明や家具のEC販売を通じて、光で睡眠や安心を支え、「暮らしの回復」を届ける。リフォーム事業では、空間全体を整えることで、「住まいの回復」を実現する。
地域創生事業では、指定管理などを通じて地域の価値を再生し、「公共の回復」を担う。そしてBtoB事業では、現場の課題を解決し、「現場と市場の回復」を支えていきます。
このパーパスを起点に、私たちは光とテクノロジーによって社会に新たな価値を生み出し続けます。
ミッション・ビジョン・バリューとは
MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)とは、会社の目標や理念を表すものです。
パーパスが「なぜ存在するのか(存在意義)」を示すのに対し、ミッションは「何を成し遂げるのか(使命)」、ビジョンは「どこを目指すのか(目指す姿)」、バリューは「どのように行動するのか(行動指針)」を示しています。
MVVは会社の方向性を明確にし、従業員や顧客、パートナーとの共通理解を生み出します。ただし最も重要なのは、それが日々の行動や意思決定に反映されていることです。

MVVが明確に定義され、日々の業務の中に根付いている組織には、多くのメリットがあります。
まず、組織の方向性や目標が明確になること。会社がどの方向に進んでいるのかを理解しやすくなり、チームとしての意思統一が図られることで、業務の効率化や成果の向上につながります。また、企業文化の醸成にも寄与します。意思決定に迷った際に立ち戻る軸があることで、組織としての一貫性が保たれます。さらに、社員同士で価値観が共有されることで、組織としての一体感やアイデンティティが強化されます。その結果、既存社員との関係性が深まるだけでなく、採用活動においても価値観の合う人材と出会いやすくなります。
加えて、顧客やビジネスパートナーとの関係構築においても重要な役割を果たします。会社が目指す方向性や提供する価値が明確になることで、共感や信頼の醸成につながり、より強固な関係性を築くことができます。
日昇のMVVについて

ここからは、日昇のMVVについてご紹介します。
現在掲げているミッション・ビジョン・バリューは、2019年に社長主導のもと策定されました。その後、社内への浸透を進めるとともに、実態に合わせて継続的な見直しと調整を行ってきました。
社員数の増加に伴い、2022年以降はMVVのさらなる社内浸透を重要なテーマとして位置づけています。社員一人ひとりが同じ方向を向き、組織として一貫した意思決定と行動ができるよう、制度や取り組みの改善を進めてきました。
こうした浸透の過程において、理念の明確化や伝わりやすさの向上を目的に、2024年9月にはMVVの一部リニューアルを実施しています。ただし、会社として大切にしている価値観の根本は、当初から変わっていません。
ここからは、ミッション・ビジョン・バリューそれぞれについて、より詳しくご紹介していきます。
ミッション【使命】

ミッションは、会社が存在する目的や使命を示すものです。業界や市場においてどのような役割を果たし、お客様や社会にどのような価値を提供するのかを定義しています。
新しい価値の創造
私たちが掲げるミッションは、「新しい価値の創造」です。日昇が考える「新しい価値」の「新しさ」には、大きく2つの側面があります。
①世の中にない新しさ
今後の社会を見据え、0から1を創り出し、市場に投入していくこと。先例のない領域にも積極的に挑戦していきます。
たとえば日昇では、インテリアのEC事業で培ったノウハウや技術を活かし、「IoTプロダクト」の商品開発と販売促進に注力しています。
IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略称で、さまざまなモノがインターネットでつながり、情報のやり取りを行う技術です。
IoT技術の普及により、人々の暮らしはより便利で豊かなものへと変化しています。私たちは、インテリアを選ぶような感覚でIoTプロダクトを取り入れられる世界の実現を目指しています。
その実現に向け、まだ市場に十分に浸透していないときから、IoTプロダクトの開発に取り組んでおり、主力商品である天井照明と、IoT電球を組み合わせた製品は、主力商品となっています。
②人が気づいていない新しさ
視点や切り口を変えることで、新たな価値を見出すこと。日昇の主力商材であるインテリア照明は、その代表的な例です。
EC事業を開始した当初、日本では照明は「家電製品」として捉えられることが一般的でした。そのため、多くのお客様は明るさや機能性を重視して照明を選んでいました。
一方で、北欧などのインテリア先進国では、照明は単なる明かりではなく、「空間を構成するインテリアの一部」として位置づけられています。私たちはこの視点に着目し、照明を「家電」ではなく「インテリア商材」として提案してきました。
その結果、デザイン性や空間との調和を重視するお客様から支持をいただき、新たな価値の創出につながっています。
価値の創造は、プロダクト開発にとどまりません。サービス、販売方法、仕組み、新規事業など、あらゆる領域において新たな挑戦を続けています。
たとえば、日昇では2020年6月に、オウンドメディア「伊予暮らしの情報メディア ヒノボリ」を立ち上げました。愛媛県伊予市周辺の情報を発信する地域メディアとして運営しています。
この取り組みを通じて、大手メディアからの取材やイベント来訪など、新たな接点が生まれています。新しい取り組みを継続することで、社外からの関心を高め、より多くの人に興味を持ってもらえる存在になりました。
日昇では、価値の創造に直結する業務に集中することを重視しています。どれほど優れた価値であっても、お客様に伝わらなければ存在していないのと同じだからです。
そのため、私たちは「伝える力」を重要なスキルと捉え、学び続ける姿勢と創意工夫を大切にしています。
ビジョン【目指す姿】

ビジョンは、会社が目指す将来の理想的な姿を示すものです。長期的な視点での展望や成長の方向性を定めるとともに、社内外のステークホルダーに対して、目指す未来像を共有する役割を持っています。
日昇が掲げるビジョンは、「光とテクノロジーのリーディングカンパニー」です。
光とテクノロジーのリーディングカンパニー
ここでいうリーディングカンパニーとは、単に業界で高いシェアを持つ企業という意味ではありません。私たちは、光とテクノロジーの価値を社会に実装し、人々の暮らしや社会そのものをより良くしていく存在でありたいと考えています。
照明やプロダクトを通じて生活の質を高めることはもちろん、空間やサービス、仕組みといったさまざまな形で価値を届けていく。その積み重ねによって、暮らしや社会の「回復」を実現していくことこそが、私たちが目指すリーディングカンパニーの姿です。
これまで日昇は、家具や雑貨など幅広い領域で事業を展開してきました。今後はその中でも、「光」と「テクノロジー」を軸に据え、より強い競争力を持ちながら、社会に価値を届け続けていきます。
お客様に対しては、日昇の商品を通じて、日々の暮らしが少し良くなる、少しアップデートされる――そのような体験を提供していきます。
また、社員にとっては、会社そのものが「革新と学びの場」となり、挑戦と成長を続けられる環境をつくっていきます。
バリュー【行動指針】

バリューは、社員の行動指針であり、会社が大切にする価値観を示すものです。日々の意思決定や行動において、何を優先すべきかを判断する基準となります。
日昇では、以下の5つのバリューを掲げています。
学びへの渇望
「渇望」とは、強く求めてやまない状態を指します。日昇では、学びに対しても同様の姿勢を持つことを重視しています。同じ情報に触れても、それを聞き流すだけの人と、自分の行動にどう活かせるかまで考える人では、成長に大きな差が生まれます。
「学びへの渇望」とは、得た情報を前向きに捉え、自分ごととして咀嚼し、行動につなげようとする思考の姿勢そのものです。
この姿勢を持つ人が増えるほど、組織は強くなり、ミッションやビジョンの実現にもつながっていきます。
No.1への挑戦
人は無意識のうちに、自分の限界を決めてしまうことがあります。
たとえば「ノミの法則」と呼ばれる話があります。本来高く跳べるノミも、一定の高さで制限された環境に置かれると、その範囲内でしか跳ばなくなってしまうと言われています。
これは、人も同様に、環境や思い込みによって自らの可能性に制限をかけてしまうことを示唆しています。日昇では、その制限を取り払い、高い目標に挑戦し続けることを大切にしています。
実際に、現在のEC事業は、代表取締役社長の髙橋秀典が1人で立ち上げたところから始まりました。その後、事業を拡大し、現在では楽天市場の照明ジャンルでシェアNo.1を獲得しています。
次のNo.1を目指し、これからも挑戦を続けていきます。
遊び心のある創意工夫
どのような仕事にも、創意工夫の余地があります。日昇では、その姿勢を「遊び心」と表現しています。
遊び心とは、仕事を前向きに捉え、楽しみながら工夫を重ねる姿勢です。この姿勢が、新しい発想やイノベーションを生み出す原動力になります。
一定の型を確立することは効率化につながりますが、それだけでは進化は生まれません。常に改善と工夫を重ねることで、より良い仕事へとつなげていきます。
重要業務への集中
成果を生み出すためには、「何に取り組むか」が重要です。日昇では、目の前の忙しさに流されるのではなく、本質的に重要な業務に集中することを重視しています。
安宅和人氏の著書『イシューからはじめよ』でも述べられているように、仕事においては、取り組む前に「何を問いとするか」を見極めることが、成果の質を大きく左右します。
その考え方を踏まえ、日昇では3か月ごとに目標設定を行い、進むべき方向と優先順位を明確にしています。正しい方向に対して継続的に努力を重ねることで、個人としても組織としても、確実に成果を積み上げていくことができます。
信頼と前方注力
組織として成果を出すためには、それぞれが自分の役割に集中することが重要です。他者の領域に過度に意識を向けるのではなく、仲間を信頼し、自分の役割に責任を持って取り組む。この積み重ねが、組織全体のパフォーマンスを最大化します。
互いに信頼し合いながら、それぞれが自分がすべき業務に集中することで、チームとしての強さが生まれます。
MVV浸透のための取り組み
日昇では、MVVを組織に浸透させるための取り組みとして、2022年から社内勉強会を実施しています。
希望者を募り、始業前の30分間、週3~4回のペースで開催しており、社長も参加しています。仕事に対する考え方や人生ビジョン、目標設定などをテーマに、参加者同士で意見交換を行っています。メンバーは約3か月ごとに入れ替えながら継続的に開催しており、組織全体への浸透を図っています。
ミッション・ビジョン・バリューを直接的なテーマとして扱うことはありませんが、会社の考え方や価値観に触れ、それについて対話を重ねることで、相互理解が深まり、組織として同じ方向を向く土台が形成されています。
社長の感想
学びに対する意欲が高い社員と継続的に対話できることで、業務の中では伝えきれない考え方や会社の方向性を、自然な形で共有できていると感じています。
回を重ねるごとに、参加メンバーの思考や行動に変化が見られる点も印象的です。
勉強会で得た学びが各部署へと広がり、組織全体に還元されていくことを期待しています。
参加者の感想(一部)
日昇では、こうした取り組みを通じて、社員一人ひとりの成長と組織全体の方向性の統一を支えています。
今後も、学びと対話の機会を継続的に創出し、MVVが実際の行動として体現される組織づくりを進めていきます。
おわりに
日昇では、パーパス・ミッション・ビジョン・バリューを軸に、事業と組織の成長を進めています。これらは単なる言葉ではなく、日々の意思決定や行動の基準として機能するものです。
社内勉強会をはじめとした取り組みは、パーパスやMVVを現場で体現していくための重要な機会の一つです。
私たちはこれからも、光とテクノロジーの力で社会に価値を実装し、人々の暮らしと社会の「回復」を実現していきます。
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